ついに自己計が買いに転じる。6週ぶりの買い越し。　2025年6月第3週

6月第3週、ついに日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門が買いに転じる。6週ぶりの買い越し。

自己計は、買いに転じる前（2025年5月7日から6月13日）の5週間、売り越しを継続し、総売り越し金額は1.4兆円となっていた。

大きな売り越しだったが、日経平均は反対に330円上昇した（上昇率0.88%)。

そして、6月第3週（2025年6月16日～6月20日）に1,040億円を買い越し、それまでの流れから反転した。売り一辺倒の流れと断ち切り、買いへ舵を切っている。

自己計の買いも加わり、その後、日経平均は上昇している。

委託計部門は、自己計とは逆に、売りへ転じる。

日経平均の330円の上昇（0.88%)とともに、 委託計は、買い越し5週連続で、合計買い越し金額を1.3兆円としたのち、6月第3週に1,612億円の売り越しに転じている。

※各部門の買い越し／売り越し金額は、東証プライム株式と先物（日経先物、TOPIX先物、JPX先物）の合算

---

この記事の著者

読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報（ビジュアル）に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader（チャートトレーダー）は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。

---