日経平均250円上昇、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2025年7月第3週
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著者 charttrader編集部 |
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2025年7月14日~7月18日(7月第3週)、日経平均250円上昇。相場を動かしたのは海外投資家部門
7月第3週となる2025年7月14日~7月18日の週は、前週に比べ、日経平均は250円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で2,536億円の買い越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、先物よりも株式での買いが多く、仕込み期間と言える。上昇圧力は強い。現物:2,002億円の買い越し、先物:534億円の買い越し
<上昇を後押した部門>
- 1.海外投資家部門 2,536億円買い越し (株式2,002億、先物534億)
- 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 2,127億円買い越し (株式2,142億、先物-15億)
<上昇相場で、売りに回った部門>
- 1.金融機関部門 3,036億円売り越し (株式-787億、先物-2,250億)
- 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 2,053億円売り越し (株式170億、先物-2,224億)
- 3.個人投資家部門 1,291億円売り越し (株式-1,011億、先物-281億)
- 4.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,072億円売り越し (株式-3,927億、先物2,853億)
- 5.法人部門 727億円売り越し (株式2,064億、先物-2,792億)
- 6.生保・損保部門 569億円売り越し (株式-418億、先物-152億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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