公開 2025/06/05 / 最終更新 2025/06/05

9週買い越しの事業法人 VS 8週売り越しの個人投資家[2025年5月26日~5月30日(5月第5週)]

上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門2.4兆の買いと個人投資家部門2.1兆の売りのせめぎ合い
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証1部+先物)チャート[日足]/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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事業法人の9週連続買い越しの2.4兆円と、個人投資家の8週連続売り越しの2.1兆円のせめぎ合い

2025年3月24日から5月30日の期間で、日経平均は840円の上昇(2.28%)。事業法人をメインとする買い勢力が、相場を押し上げている。

5月第5週は、事業法人の買い越し額の方が大きく、買い勢力の攻勢が続いており、上昇トレンドの継続が期待できる。

<買い勢力>

  • 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 9週連続 計+2.4兆円(+2,499億円)
  • 2.海外投資家部門 7週連続 計+3.1兆円(+6,313億円)

<売り勢力>

  • 1.個人投資家部門 8週連続 計-2.1兆円(-3,083億円)
  • 2.金融機関部門 7週連続 計-1.8兆円(-1,627億円)
  • 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 6週連続 計-1.7兆円(-1,736億円)
  • 4.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 3週連続 計-8,515億円(-1,070億円)

※()カッコ内数字は2025年5月26日~5月30日(5月第5週)の増減
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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