ロボトレーダーの使い方 かんたん! ②ストラテジーの詳細を見る
著者 RoboTrader編集部 |
ロボトレーダーの使い方 ②株価予想のストラテジー詳細をチェックする
株価予想のストラテジーがロボトレーダーにはたくさんありますが、ロボトレーダーの使い方①でもお伝えしましたが、ランキングがあるので優秀なストラテジーを見つけることはかんたんです。
>>株価予想(株式)ランキング / 日経予想(先物)ランキング
見つけたストラテジーについて、特徴や成績などを詳しく見てみましょう。
株価予想のストラテジーページでは投資法をまずチェック!
ストラテジーの詳細ページで、必ずチェックしてほしい情報は、「投資法」です。
・売買区分 ・・・「買いのみ」「売りのみ」「買い・売り」の新規仕掛けとして3タイプがあります。
・投資対象銘柄 ・・・1銘柄あたりの投資金額。例えば「50万円以下」の場合、株価1500円、単元株数100株の銘柄であれば最大300株の取引を示すシグナルが出ます。(1500円×300株で45万円:50万円以下)
・1日最大新規銘柄数 ・・・1日に発生する最大の新規銘柄数。例えば「最大1日3銘柄」の場合、3銘柄まで同日に新規銘柄として発生する可能性があります。
・最大保有期間 ・・・新規仕掛けした日から決済シグナル点灯までの最大期間。市場営業日ベース。
これらの情報はストラテジーの定義ともいえる根幹の情報になりますので、必ず目を通しておきましょう。
利益グラフでは過去の数年間にわたる成績が表示されています。ストラテジーにとっても非常に大事なフォーワードの成績も、グラフ下にストラテジーの掲載時期が記載されているので、チェックしてみてください。
ロボトレーダーにはフォーワード成績で3年間以上右肩上がりの堅実安定ストラテジーもたくさんありますので、ランキングなどで探してみてください。
利益グラフのグレー(灰色)線は日経平均の推移を表しているので、日経平均をベンチマークとしたストラテジーの成績も一目で分かります。
その他にも、このストラテジーを実際に運用している他のユーザーのアイコンも表示されています。
売買シグナルの配信時間は、19時頃もしくは翌朝7時頃
売買シグナルが毎日何時ごろ届くかも必ずチェックしておきましょう。
・配信時間 ・・・「夜の19時前後」と「翌朝7時頃」の2種類のタイプがあります。
配信時間の違いは、主にストラテジーに組み込まれたロジックが、NYダウや海外の情報などの深夜帯情報を利用している場合は、翌朝7時頃となります。ロジックの詳細は公開していませんが、朝7時頃の配信の株価予想ストラテジーは海外情報を利用していることが分かります。
・新規銘柄配信数 ・・・平均して月間どれぐらいの銘柄は売買シグナルとして配信されるかの目安です。
・注文方法 ・・・寄付成行、指値、寄付指値、逆指値などの注文方法に対していますが、現状ではすべての株価予想ロボが「寄付成行」となっています。新規仕掛けも決済も、朝の9:00(先物の場合は8:45)の寄付での成行注文となります。
他には的中した株価予想や、実際の利用ユーザーの成績例も掲載しています。
ストラテジーのパフォーマンス詳細のチェック
ストラテジーのパフォーマンスの各項目も掲載されています。
・利益 ・・・累計損益(円)のこと
・勝率 ・・・算出式: [勝ちトレード数] ÷ [総トレード数]
・収益率 ・・・算出式: [利益] ÷ [投資資金・最大投資額]
・プロフィットファクター ・・・勝ちトレードの合計利益 ÷ 負けトレードの合計損失で算出され、どれだけ効率的に利益を上げたかを表す指標。 算出式: [勝ちトレードの合計利益] ÷ [負けトレードの合計損失]
・利益 ・・・シグナルの成績が表示されている期間(週)
・取引期間 ・・・シグナルの成績が表示されている期間(週)
・平均保有日数 ・・・新規から決済までの平均の日数
・取引回数 ・・・期間中の総トレード回数
・平均利益 ・・・勝ちトレードの平均利益
・最大利益 ・・・勝ちトレードの最大利益
・平均損失 ・・・負けトレードの平均損失
・最大損失 ・・・負けトレードの最大損失
過去の売買シグナルは全て公開!
ロボトレーダーの大きな特徴であり、他の投資助言サービスとの違いが、すべての過去の売買シグナルを公開していることです。
利益がでたトレードだけを公開するのではなく、そのすべてを成績とともに公開しているので、だれでもいつでもストラテジーの具体的な売買シグナルの履歴を確認することができます。
仕掛けと決済をチャートで見ることができます。
トレード履歴の銘柄をクリックすると、どのような価格変動のときに、仕掛けを行い、そして決済をしたのかをチャートで上で見ることができます。
全てのトレードをチェックする必要はありませんが、ストラテジーが持つ特徴の具体的な結果をチャートを通してみることができます。
例えば、株価が下がってきたタイミングで買いを仕掛けるタイプなのか、もしくは上昇傾向にある時に押し目で仕掛けるのかといったこともチャートを見ることで理解することができます。
株価予想を行うストラテジーは様々な投資のプロが作り出したルールをプログラム化しているため、そのロジック詳細は公開していません。ですが、そのルールによって日々行うトレードの詳細を全て見ることができます。
システムトレードの世界ではトレード履歴を持っていればその人やそのプログラムが、いかに優れているのかの証明になります。あるファンドマネジャーへの採用時には過去半年のトレード利益を提出するといったこともあります。投資スタイルやその人の経験などは、投資の世界ではさほど意味を持たず、すべては結果であるトレード履歴に現れるということだと思います。
勝っているストラテジーのトレード履歴を見ているだけでも投資のすべを感じることもできるのではないでしょうか。
>>チャートトレーダーが無料で使える株価予想、売買シグナル配信サービス「ロボトレーダー」
この記事の著者
RoboTrader編集部 |
ロボトレーダーで利用できる100体以上の株価予想ロボは、様々な分野のプロの知見から生まれています。トレーダー・投資家だけでなく、金融システム開発者、テクニカルアナリスト、 シストレコンテスト優勝者などによりロボは設計されています。それぞれのロボが特有のエッジを持ち、得意な相場やトレードのクセがあるものです。これら成績だけでは見えてこないロボの特色などもお伝えしていきます。RoboTraderを運営している株式会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。