海外投資家、先物買いの株式売りで方向感定まらず。2020年7月第1週
著者 charttrader編集部 |
<海外投資家売買動向 2020年7月9日発表>
2020年6月29日~7月3日(7月第1週)の5日間で、
日経平均は約200円下落し、東証一部全体の売買代金は約10.7兆円。
この下落の週、海外投資家は、東証一部株式と先物(日経、TOPIX、JPX先物)をあわせて277億円の売り越し。(内訳、東証一部株式:1,021億円売り越し、先物:744億円買い越し)
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海外投資家が売り越しする中、7月第1週に、買い越しに回り海外投資家の売り越し分を吸収した部門は、「GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門」で約1,284億円の買い越しとなった。
また、個人投資家は海外投資家の反対売買となる240億円の買い越しだった。
海外投資家は、先週までの流れを引き継いだ売り越しであり、 4週連続で売り越し(合計7,432億円)となっている。
対抗するのは「法人部門」で、3週連続で買い越し(合計3,235億円)である。
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