16週買い越しの事業法人 VS 14週売り越しの金融機関[2025年7月14日~7月18日(7月第3週)]
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著者 charttrader編集部 |
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事業法人の16週連続買い越しの4.1兆円と、金融機関の14週連続売り越しの5.0兆円のせめぎ合い
2025年3月24日から7月18日の期間で、日経平均は2,690円の上昇(7.27%)。事業法人をメインとする買い勢力が、相場を押し上げている。
7月第3週は、金融機関の売り越し額の方が大きいが、日経は上昇しており、トレンドの転換と言えるかは難しい。
<買い勢力>
- 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 16週連続 計+4.1兆円(+2,127億円)
- 2.海外投資家部門 14週連続 計+6.1兆円(+2,537億円)
- 3.その他法人等部門 9週連続 計+2,238億円(+112億円)
<売り勢力>
- 1.金融機関部門 14週連続 計-5.0兆円(-3,036億円)
- 2.個人投資家部門 6週連続 計-1.2兆円(-1,291億円)
- 3.法人部門 3週連続 計-1.5兆円(-727億円)
- 4.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 3週連続 計-1.3兆円(-2,053億円)
※()カッコ内数字は2025年7月14日~7月18日(7月第3週)の増減
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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charttrader編集部 |
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