公開 2022/04/14 / 最終更新 2022/04/14

日経平均680円下落、相場を最も動かしたのは法人部門 2022年4月第1週

法人の現物先物合計で6,617億円の売り越し、日経680円下落
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証1部+先物)チャート[日足]/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2022年4月4日~4月8日(4月第1週)、日経平均680円下落。相場を動かしたのは法人部門

4月第1週となる2022年4月4日~4月8日の週は、前週に比べ、日経平均は680円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で6,617億円の売り越しをした法人部門。

法人部門は、先物よりも株式での売りが多く、利確/損切り期間と言える。下落圧力は強い。現物:5,529億円の売り越し、先物:1,088億円の売り越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.法人部門 6,617億円売り越し (株式-5,530億、先物-1,089億)
  • 2.金融機関部門 6,264億円売り越し (株式-5,235億、先物-1,031億)
  • 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 4,766億円売り越し (株式-4,930億、先物163億)
  • 4.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 3,007億円売り越し (株式-3,823億、先物814億)
  • 5.投資信託部門 1,355億円売り越し (株式-1,273億、先物-84億)
  • 6.都銀・地銀等部門 1,310億円売り越し (株式-123億、先物-1,189億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.海外投資家部門 6,408億円買い越し (株式7,125億、先物-718億)
  • 2.個人投資家部門 3,442億円買い越し (株式2,633億、先物809億)
  • 3.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 957億円買い越し (株式916億、先物41億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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