公開 2021/01/07 / 最終更新 2021/01/07

日経平均780円上昇、相場を最も動かしたのは法人部門 2020年12月第5週

法人の現物先物合計で1,044億円の買い越し、日経780円上昇
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証1部+先物)チャート[日足]/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2020年12月28日~12月30日(12月第5週)、日経平均780円上昇。相場を動かしたのは法人部門

12月第5週となる2020年12月28日~12月30日の週は、前週に比べ、日経平均は780円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で1,044億円の買い越しをした法人部門。

法人部門は、株式は売り越し、先物は買い越し。現物の利確/損切を行い、裁定取引で割安な先物を買っている可能性あり。反転や上昇の兆し。上昇圧力は中程度。現物:145億円の売り越し、先物:1,189億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.法人部門 1,044億円買い越し (株式-146億、先物1,189億)
  • 2.金融機関部門 1,017億円買い越し (株式-55億、先物1,071億)
  • 3.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 880億円買い越し (株式2,973億、先物-2,093億)
  • 4.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 657億円買い越し (株式-112億、先物768億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.個人投資家部門 2,101億円売り越し (株式-2,303億、先物201億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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