公開 2023/09/14 / 最終更新 2023/09/14

海外投資家部門が売りを仕掛け、日経平均100円下落 2023年9月第1週

海外投資家の現物先物合計で7,040億円の売り越し、日経100円下落
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証1部+先物)チャート[日足]/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2023年9月4日~9月8日(9月第1週)、日経平均100円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門

9月第1週となる2023年9月4日~9月8日の週は、前週に比べ、日経平均は100円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で7,040億円の売り越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、株式は売り越し、先物は買い越し。先物が割安との判断か。反転、上昇の兆し。下落圧力は小。現物:7,490億円の売り越し、先物:450億円の買い越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.海外投資家部門 7,040億円売り越し (株式-7,491億、先物450億)
  • 2.金融機関部門 842億円売り越し (株式-2,550億、先物1,707億)
  • 3.投資信託部門 835億円売り越し (株式-402億、先物-434億)
  • 4.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 615億円売り越し (株式-1,838億、先物1,222億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 4,694億円買い越し (株式7,818億、先物-3,124億)
  • 2.個人投資家部門 2,666億円買い越し (株式1,753億、先物913億)
  • 3.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,238億円買い越し (株式1,123億、先物115億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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