個人投資家部門が売りを仕掛け、日経平均42,710円下落 2025年9月第2週
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著者 charttrader編集部 |
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2025年9月8日~9月12日(9月第2週)、日経平均42,710円下落。相場を動かしたのは個人投資家部門
9月第2週となる2025年9月8日~9月12日の週は、前週に比べ、日経平均は42,710円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で5,616億円の売り越しをした個人投資家部門。
個人投資家部門は、先物よりも株式での売りが多く、利確/損切り期間と言える。下落圧力は強い。現物:5,221億円の売り越し、先物:394億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.個人投資家部門 5,616億円売り越し (株式-5,222億、先物-395億)
- 2.金融機関部門 4,637億円売り越し (株式-2,055億、先物-2,583億)
- 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 3,999億円売り越し (株式-1,257億、先物-2,743億)
- 4.法人部門 3,404億円売り越し (株式-907億、先物-2,498億)
- 5.投資信託部門 1,103億円売り越し (株式-1,028億、先物-77億)
- 6.生保・損保部門 712億円売り越し (株式-426億、先物-287億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 8,901億円買い越し (株式12,414億、先物-3,514億)
- 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 2,352億円買い越し (株式2,232億、先物119億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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