公開 2022/11/25 / 最終更新 2022/11/25

日経平均360円下落、相場を最も動かしたのは金融機関部門 2022年11月第3週

金融機関の現物先物合計で1,783億円の売り越し、日経360円下落
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証1部+先物)チャート[日足]/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2022年11月14日~11月18日(11月第3週)、日経平均360円下落。相場を動かしたのは金融機関部門

11月第3週となる2022年11月14日~11月18日の週は、前週に比べ、日経平均は360円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で1,783億円の売り越しをした金融機関部門。

金融機関部門は、先物よりも株式での売りが多く、利確/損切り期間と言える。下落圧力は強い。現物:1,248億円の売り越し、先物:535億円の売り越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.金融機関部門 1,783億円売り越し (株式-1,249億、先物-536億)
  • 2.法人部門 1,238億円売り越し (株式288億、先物-1,528億)
  • 3.投資信託部門 1,072億円売り越し (株式3億、先物-1,077億)
  • 4.都銀・地銀等部門 847億円売り越し (株式-548億、先物-300億)
  • 5.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 744億円売り越し (株式-669億、先物-77億)
  • 6.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 532億円売り越し (株式56億、先物-590億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.個人投資家部門 1,879億円買い越し (株式107億、先物1,771億)
  • 2.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 1,613億円買い越し (株式1,551億、先物61億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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