日経平均590円下落、相場を最も動かしたのは日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 2025年5月第4週
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著者 charttrader編集部 |
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2025年5月19日~5月23日(5月第4週)、日経平均590円下落。相場を動かしたのは日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門
5月第4週となる2025年5月19日~5月23日の週は、前週に比べ、日経平均は590円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で6,059億円の売り越しをした日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門。
自己計部門は、株式は売り越し、先物は買い越し。先物が割安との判断か。反転、上昇の兆し。下落圧力は小。現物:9,066億円の売り越し、先物:3,006億円の買い越し
<下落原因を作った部門>
- 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 6,059億円売り越し (株式-9,067億、先物3,006億)
- 2.金融機関部門 2,774億円売り越し (株式-1,282億、先物-1,494億)
- 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 2,171億円売り越し (株式-302億、先物-1,870億)
- 4.都銀・地銀等部門 593億円売り越し (株式-185億、先物-409億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 7,142億円買い越し (株式7,120億、先物21億)
- 2.法人部門 5,039億円買い越し (株式6,707億、先物-1,668億)
- 3.海外投資家部門 1,083億円買い越し (株式2,833億、先物-1,750億)
- 4.投資信託部門 536億円買い越し (株式738億、先物-203億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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