日経平均970円上昇、相場を最も動かしたのは海外投資家部門 2025年4月第4週
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著者 charttrader編集部 |
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2025年4月21日~4月25日(4月第4週)、日経平均970円上昇。相場を動かしたのは海外投資家部門
4月第4週となる2025年4月21日~4月25日の週は、前週に比べ、日経平均は970円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で5,422億円の買い越しをした海外投資家部門。
海外投資家部門は、先物よりも株式での買いが多く、仕込み期間と言える。上昇圧力は強い。現物:3,061億円の買い越し、先物:2,360億円の買い越し
<上昇を後押した部門>
- 1.海外投資家部門 5,422億円買い越し (株式3,061億、先物2,360億)
- 2.都銀・地銀等部門 1,299億円買い越し (株式-234億、先物1,532億)
- 3.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 621億円買い越し (株式785億、先物-165億)
<上昇相場で、売りに回った部門>
- 1.個人投資家部門 4,945億円売り越し (株式-3,785億、先物-1,162億)
- 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,838億円売り越し (株式-1,058億、先物-781億)
- 3.金融機関部門 845億円売り越し (株式-1,944億、先物1,097億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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