公開 2021/04/01 / 最終更新 2021/04/01

ついに個人投資家が買いに転じる。4週ぶりの買い越し。 2021年3月第4週

3週連続、合計6,257億円の売りからの2,599億円の買いへ個人投資家が動く。
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証1部+先物)チャート[日足]/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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3月第4週、ついに個人投資家部門が買いに転じる。4週ぶりの買い越し。

個人投資家は、買いに転じる前(2021年2月22日から3月19日)の3週間、売り越しを継続し、総売り越し金額は6,257億円となっていた。

大きな売り越しだったが、日経平均は反対に820円上昇した(上昇率2.85%)。

そして、3月第4週(2021年3月22日~3月26日)に2,599億円を買い越し、それまでの流れから反転した。売り一辺倒の流れと断ち切り、買いへ舵を切っている。

しかし、その後日経平均は逆に下落の流れであり、個人投資家は相場を動かすには至っていない。

GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門は、個人投資家とは逆に、売りへ転じる。

日経平均の820円の上昇(2.85%)とともに、 信託銀行は、買い越し3週連続で、合計買い越し金額を2,272億円としたのち、3月第4週に3,561億円の売り越しに転じている。

その後、日経平均は、下落に転じており、信託銀行の売り転換が相場の転換点となったと言える。

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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