公開 2024/06/12 / 最終更新 2024/06/12

裁定買い残が一転減少へ。裁定解消の現物売り始まる。[2024年6月3日~6月7日]

裁定取引(アービトラージ)の買い残が減少に転じる。1,146億円の減少
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):プログラム売買の裁定買い残チャート[日足]/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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過去4年間における最高水準まで積み上がっていた裁定買い残が一転、減少へ。裁定解消が始まる。

2024年5月31日時点では、過去4年間で最高となる2.6兆円まで買い残が積み上がっていたが、2024年6月3日~6月7日、前週よりも1,146億円減少し、裁定買いの解消が始まったとみられる。

「先物売り・現物買い」のセットで構成される裁定買いポジションを解消するために、先物を決済すると同時に現物の売りが進んだ。 このまま、裁定の解消が進めば、現物の売りが継続し、相場には下落圧力となる。

裁定解消のタイミングとして、先物のSQ日寄付やSQ前日などに集中することもあるので注意が必要である。


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