12週買い越しの事業法人 VS 10週売り越しの金融機関[2025年6月16日~6月20日(6月第3週)]
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著者 charttrader編集部 |
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事業法人の12週連続買い越しの3.3兆円と、金融機関の10週連続売り越しの3.4兆円のせめぎ合い
2025年3月24日から6月20日の期間で、日経平均は1,280円の上昇(3.46%)。事業法人をメインとする買い勢力が、相場を押し上げている。
6月第3週は、金融機関の売り越し額の方が大きいが、日経は上昇しており、トレンドの転換と言えるかは難しい。
<買い勢力>
- 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 12週連続 計+3.3兆円(+2,984億円)
- 2.海外投資家部門 10週連続 計+4.2兆円(+1,978億円)
- 3.その他法人等部門 5週連続 計+977億円(+162億円)
<売り勢力>
- 1.金融機関部門 10週連続 計-3.4兆円(-3,851億円)
- 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 9週連続 計-3.1兆円(-2,723億円)
- 3.法人部門 4週連続 計-7,663億円(-479億円)
- 4.生保・損保部門 3週連続 計-1,563億円(-873億円)
※()カッコ内数字は2025年6月16日~6月20日(6月第3週)の増減
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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charttrader編集部 |
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