公開 2024/05/10 / 最終更新 2024/05/10

日経平均300円上昇、相場を最も動かしたのは法人部門 2024年5月第1週

法人の現物先物合計で2,539億円の買い越し、日経300円上昇
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証1部+先物)チャート[日足]/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2024年4月30日~5月2日(5月第1週)、日経平均300円上昇。相場を動かしたのは法人部門

5月第1週となる2024年4月30日~5月2日の週は、前週に比べ、日経平均は300円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で2,539億円の買い越しをした法人部門。

法人部門は、先物よりも株式での買いが多く、仕込み期間と言える。上昇圧力は強い。現物:2,461億円の買い越し、先物:78億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.法人部門 2,539億円買い越し (株式2,461億、先物78億)
  • 2.海外投資家部門 2,006億円買い越し (株式1,908億、先物97億)
  • 3.投資信託部門 1,877億円買い越し (株式1,445億、先物431億)
  • 4.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 677億円買い越し (株式703億、先物-27億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 2,426億円売り越し (株式-1,421億、先物-1,007億)
  • 2.個人投資家部門 1,834億円売り越し (株式-2,913億、先物1,078億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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