海外投資家は2,006億円の買い越し、2週連続　2024年5月第1週

＜海外投資家売買動向 2024年5月10日発表＞

2024年4月30日～5月2日（5月第1週）の3日間で、
日経平均は約300円上昇し、東証プライム全体の売買代金は約14.7兆円。

この上昇の週、海外投資家は、東証プライム株式と先物（日経、TOPIX、JPX先物）をあわせて2,006億円の買い越し。（内訳、東証プライム株式：1,908億円買い越し、先物：97億円買い越し）

海外投資家が買い越しする中、5月第1週に、売り越しに回り海外投資家の買い越し分を吸収した部門は、「日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門」で約2,426億円の売り越しとなった。
また、個人投資家は海外投資家の反対売買となる1,834億円の売り越しだった。

海外投資家は、先週までの流れを引き継いだ買い越しであり、 2週連続で買い越し（合計3,236億円）となっている。
対抗するのは「日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門」で、5週連続で売り越し（合計2.2兆円）である。

---

この記事の著者

読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報（ビジュアル）に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader（チャートトレーダー）は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。

---