日経平均810円下落、相場を最も動かしたのは海外投資家部門　2023年3月第3週

2023年3月13日～3月17日（3月第3週）、日経平均810円下落。相場を動かしたのは海外投資家部門

3月第3週となる2023年3月13日～3月17日の週は、前週に比べ、日経平均は810円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で23,712億円の売り越しをした海外投資家部門。

海外投資家部門は、株式よりも先物での売りが多く、今後の下落を見込んだ先行売りとも言える。先物主導の下げでもあり下落圧力は強い。現物：5,633億円の売り越し、先物：18,078億円の売り越し

＜下落原因を作った部門＞

• 1．海外投資家部門　23,712億円売り越し　（株式-5,634億、先物-18,079億）

＜下落相場で、買い向かった部門＞

• 1．個人投資家部門　10,920億円買い越し　（株式7,518億、先物3,402億）
• 2．法人部門　7,915億円買い越し　（株式-461億、先物8,375億）
• 3．投資信託部門　6,037億円買い越し　（株式78億、先物5,958億）
• 4．日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門　4,404億円買い越し　（株式-2,536億、先物6,940億）
• 5．上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門　1,553億円買い越し　（株式1,396億、先物157億）

※各部門の買い越し／売り越し金額は、東証一部株式と先物（日経先物、TOPIX先物、JPX先物）の合算

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この記事の著者

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