公開 2020/08/14 / 最終更新 2020/08/15

日経平均610円上昇、相場を最も動かしたのは日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 2020年8月第1週

自己計の現物先物合計で1,343億円の買い越し、日経610円上昇
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証1部+先物)チャート[日足]/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2020年8月3日~8月7日(8月第1週)、日経平均610円上昇。相場を動かしたのは日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門

8月第1週となる2020年8月3日~8月7日の週は、前週に比べ、日経平均は610円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で1,343億円の買い越しをした日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門。

自己計部門は、株式よりも先物での買いが多く、今後の上昇に積極的なスタンスを取っていると言える。先物主導の上げでもあり上昇圧力は強い。現物:640億円の買い越し、先物:702億円の買い越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,343億円買い越し (株式640億、先物702億)
  • 2.法人部門 1,273億円買い越し (株式-961億、先物2,233億)
  • 3.その他法人等部門 1,230億円買い越し (株式20億、先物1,210億)
  • 4.金融機関部門 625億円買い越し (株式-99億、先物723億)
  • 5.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 562億円買い越し (株式87億、先物475億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.個人投資家部門 2,218億円売り越し (株式-1,162億、先物-1,057億)
  • 2.投資信託部門 640億円売り越し (株式-891億、先物249億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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