公開 2024/02/29 / 最終更新 2024/02/29

日経平均610円上昇、相場を最も動かしたのは日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 2024年2月第3週

自己計の現物先物合計で1,873億円の買い越し、日経610円上昇
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証1部+先物)チャート[日足]/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2024年2月19日~2月22日(2月第3週)、日経平均610円上昇。相場を動かしたのは日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門

2月第3週となる2024年2月19日~2月22日の週は、前週に比べ、日経平均は610円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で1,873億円の買い越しをした日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門。

自己計部門は、株式は買い越し、先物は売り越し。先物が割高との判断か。反落、下落の兆し。上昇圧力は小。現物:5,062億円の買い越し、先物:3,189億円の売り越し

<上昇を後押した部門>

  • 1.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,873億円買い越し (株式5,062億、先物-3,190億)
  • 2.投資信託部門 1,655億円買い越し (株式-671億、先物2,326億)
  • 3.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 845億円買い越し (株式892億、先物-47億)

<上昇相場で、売りに回った部門>

  • 1.金融機関部門 2,481億円売り越し (株式-2,910億、先物428億)
  • 2.都銀・地銀等部門 1,377億円売り越し (株式-711億、先物-668億)
  • 3.個人投資家部門 1,289億円売り越し (株式-1,138億、先物-152億)
  • 4.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,050億円売り越し (株式-2,205億、先物1,153億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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