公開 2021/04/15 / 最終更新 2021/04/15

相場を動かしたのは法人部門。日経平均80円下落。 2021年4月第1週

法人の現物先物合計で5,836億円の売り越し、日経80円下落
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charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証1部+先物)チャート[日足]/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2021年4月5日~4月9日(4月第1週)、日経平均80円下落。相場を動かしたのは法人部門

4月第1週となる2021年4月5日~4月9日の週は、前週に比べ、日経平均は80円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で5,836億円の売り越しをした法人部門。

法人部門は、先物よりも株式での売りが多く、利確/損切り期間と言える。下落圧力は強い。現物:3,294億円の売り越し、先物:2,542億円の売り越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.法人部門 5,836億円売り越し (株式-3,295億、先物-2,543億)
  • 2.金融機関部門 5,208億円売り越し (株式-3,098億、先物-2,111億)
  • 3.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 4,197億円売り越し (株式-2,300億、先物-1,899億)
  • 4.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 2,193億円売り越し (株式-2,452億、先物258億)
  • 5.投資信託部門 819億円売り越し (株式-304億、先物-517億)
  • 6.生保・損保部門 650億円売り越し (株式-404億、先物-248億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.海外投資家部門 5,819億円買い越し (株式4,417億、先物1,402億)
  • 2.個人投資家部門 1,727億円買い越し (株式1,070億、先物657億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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