相場を動かしたのは上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門。日経平均90円上昇。 2025年6月第2週
![]() |
著者 charttrader編集部 |
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)
2025年6月9日~6月13日(6月第2週)、日経平均90円上昇。相場を動かしたのは上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門
6月第2週となる2025年6月9日~6月13日の週は、前週に比べ、日経平均は90円の上昇。その上昇相場を作り出したのは、現物先物合計で3,258億円の買い越しをした上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門。
事業法人部門は、先物よりも株式での買いが多く、仕込み期間と言える。上昇圧力は強い。現物:3,245億円の買い越し、先物:13億円の買い越し
<上昇を後押した部門>
- 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 3,258億円買い越し (株式3,245億、先物13億)
- 2.海外投資家部門 2,761億円買い越し (株式968億、先物1,792億)
<上昇相場で、売りに回った部門>
- 1.金融機関部門 4,282億円売り越し (株式-1,314億、先物-2,969億)
- 2.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 3,750億円売り越し (株式-218億、先物-3,533億)
- 3.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 2,955億円売り越し (株式-3,580億、先物624億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証プライム株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
この記事の著者
![]() |
charttrader編集部 |
読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。