公開 2022/09/26 / 最終更新 2022/09/26

日経平均640円下落、相場を最も動かしたのはその他法人等部門 2022年9月第2週

その他法人等の現物先物合計で3,596億円の売り越し、日経640円下落
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証1部+先物)チャート[日足]/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
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2022年9月12日~9月16日(9月第2週)、日経平均640円下落。相場を動かしたのはその他法人等部門

9月第2週となる2022年9月12日~9月16日の週は、前週に比べ、日経平均は640円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で3,596億円の売り越しをしたその他法人等部門。

その他法人等部門は、株式は売り越し、先物は買い越し。先物が割安との判断か。反転、上昇の兆し。下落圧力は小。現物:3,613億円の売り越し、先物:16億円の買い越し

<下落原因を作った部門>

  • 1.その他法人等部門 3,596億円売り越し (株式-3,614億、先物16億)
  • 2.海外投資家部門 3,322億円売り越し (株式-543億、先物-2,780億)
  • 3.法人部門 2,582億円売り越し (株式-1,071億、先物-1,512億)
  • 4.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 1,979億円売り越し (株式-1,179億、先物-802億)
  • 5.金融機関部門 1,978億円売り越し (株式-1,343億、先物-636億)
  • 6.投資信託部門 1,577億円売り越し (株式-650億、先物-929億)

<下落相場で、買い向かった部門>

  • 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 4,569億円買い越し (株式4,534億、先物35億)
  • 2.個人投資家部門 4,010億円買い越し (株式2,549億、先物1,460億)
  • 3.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,853億円買い越し (株式-832億、先物2,684億)

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


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