公開 2020/06/18 / 最終更新 2020/06/24

6月第2週、ついに個人投資家が買いに転じる。4週ぶりの買い越し。

3週連続、合計6,642億円の売りからの1,010億円の買いへ個人投資家が動く。
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証1部+先物)チャート[日足]/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)

6月第2週、ついに個人投資家部門が買いに転じる。4週ぶりの買い越し。

個人投資家は、買いに転じる前(2020年5月11日から6月5日)の3週間、売り越しを継続し、総売り越し金額は6,642億円となっていた。

大きな売り越しだったが、日経平均は反対に2,820円上昇した(上昇率14.10%)。

そして、6月第2週(2020年6月8日~6月12日)に1,010億円を買い越し、それまでの流れから反転した。売り一辺倒の流れと断ち切り、買いへ舵を切っている。

しかし、その後日経平均は逆に下落の流れであり、個人投資家は相場を動かすには至っていない。

その他法人等部門は、個人投資家とは逆に、売りへ転じる。

日経平均の2,820円の上昇(14.10%)とともに、 その他法人等は、買い越し9週連続で、合計買い越し金額を1,062億円としたのち、6月第2週に291億円の売り越しに転じている。

その後、日経平均は、下落に転じており、「その他法人等」の売り転換が相場の転換点と重なっている。

※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


この記事の著者

charttrader編集部

読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。


あわせて読みたい関連記事
今、読まれている記事

※ChartTrader+及びRoboTrader+は個人投資家の皆様に向けた株式会社テラスが運営する株価予想やチャートから見えてくる投資情報提供サービスです。 掲載情報の著作権は記事提供元等に帰属します。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 TOPIXの著作権は東京証券取引所に帰属します。 情報の内容につきましては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切の責任を負いかねます。