日銀動かず!6月15日、日経暴落でもETF買いなしは高値圏判断か
著者 charttrader編集部 |
日経平均、大暴落でも日銀ETF買い入れは出動せず
2020年6月15日(月)、前週の終値から-774円の大暴落となった。
日銀は相場の流動性担保や相場の急落を緩和する目的などでETFを1日最大2000億円まで買い入れができる。コロナ相場では1日に2000億円を投入したこともあり、2020年5月や6月も1000億のETF買い入れを実施してきている。
それにもかかわらず、6月15日、寄付から下げている状況だったが、結果日銀はETF買い入れを実施しなかった。
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日銀は、22,000円を高値圏と認識し、買い入れを控えている?
日銀は買い入れ条件を公開していないが、前日TOPIXや日経平均より低く寄り付いたり、前場が下げた場合に買い入れを行う傾向がある。
6月15日の相場は、買い入れを行いそうな相場と素人目でも感じるところだが行われなかった。
これは日銀が、コロナの影響から22,000円は日経平均の高値圏という判断をしている可能性も考えられる。またETF買い入れ額の巨額となり、株式市場におけるウェイトが高まってきていることから買いを手控えていることも考えらえる。資産購入等ETF買いの出口戦略も見えないが、その一つの糸口となる一日と言えるかもしれない。
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