日経平均800円下落、相場を最も動かしたのは法人部門 2023年7月第1週
著者 charttrader編集部 |
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2023年7月3日~7月7日(7月第1週)、日経平均800円下落。相場を動かしたのは法人部門
7月第1週となる2023年7月3日~7月7日の週は、前週に比べ、日経平均は800円の下落。その下落相場を作り出したのは、現物先物合計で7,282億円の売り越しをした法人部門。
法人部門は、株式よりも先物での売りが多く、今後の下落を見込んだ先行売りとも言える。先物主導の下げでもあり下落圧力は強い。現物:1,130億円の売り越し、先物:6,151億円の売り越し
<下落原因を作った部門>
- 1.法人部門 7,282億円売り越し (株式-1,131億、先物-6,152億)
- 2.投資信託部門 4,868億円売り越し (株式-1,917億、先物-2,953億)
- 3.金融機関部門 3,991億円売り越し (株式-771億、先物-3,222億)
- 4.GPIFなど年金基金動向を表すと言われている信託銀行部門 3,863億円売り越し (株式-377億、先物-3,487億)
<下落相場で、買い向かった部門>
- 1.個人投資家部門 4,630億円買い越し (株式3,049億、先物1,581億)
- 2.日銀ETF買い入れを表すと言われている自己計部門 1,658億円買い越し (株式-3,162億、先物4,819億)
- 3.海外投資家部門 1,151億円買い越し (株式909億、先物242億)
- 4.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 936億円買い越し (株式886億、先物50億)
- 5.その他法人等部門 642億円買い越し (株式669億、先物-28億)
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算
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