公開 2021/08/19 / 最終更新 2021/08/19

12週買い越しの事業法人 VS 12週売り越しの生保・損保[2021年8月10日~8月13日(8月第2週)]

上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門7,133億の買いと生保・損保部門1,990億の売りのせめぎ合い
著者
charttrader編集部

チャートトレーダー(ChartTrader):海外投資家動向(東証1部+先物)チャート[日足]/NEXT FUNDS 日経225連動型上場投信(1321)
※最新のリアルタイムチャートはこちら(ログインが必要です)

事業法人の12週連続買い越しの7,133億円と、生保・損保の12週連続売り越しの1,990億円のせめぎ合い

2021年5月17日から8月13日の期間で、日経平均は340円の下落(-1.20%)。生保・損保をメインとする売り勢力が、相場を下落させている。

8月第2週は、事業法人の買い越し額の方が大きく、買い勢力の巻き返しも今後あり得る(8月第2週、日経は上昇している)。 また、12週連続での売り越しによって売り物が無くなれば、売り枯れ相場は強しと言うように、買い勢力有利に反転する可能性もある。

<買い勢力>

  • 1.上場企業による自社株買いとみられる事業法人部門 12週連続 計+7,133億円(+629億円)
  • 2.その他法人等部門 5週連続 計+1,026億円(+53億円)
  • 3.海外投資家部門 3週連続 計+7,517億円(+3,540億円)

<売り勢力>

  • 1.生保・損保部門 12週連続 計-1,990億円(-271億円)
  • 2.都銀・地銀等部門 4週連続 計-864億円(-136億円)
  • 3.個人投資家部門 3週連続 計-5,048億円(-1,470億円)

※()カッコ内数字は2021年8月10日~8月13日(8月第2週)の増減
※各部門の買い越し/売り越し金額は、東証一部株式と先物(日経先物、TOPIX先物、JPX先物)の合算


この記事の著者

charttrader編集部

読み解くことが難しいと捉えられがちな投資情報を、チャートという視覚情報(ビジュアル)に変換することで、より直感的に、より分かりやすく、伝えることをChartTrader(チャートトレーダー)は目指しています。 個人投資家にとって必要不可欠な投資リテラシー「重要な情報への嗅覚」を磨くための肥やしとなる情報を発信していきます。 ChartTraderの提供会社テラスは、国内最大のトレードシステム販売サイトの運営やストラテジークリエーター、自動売買システム開発者、テクニカルアナリストなどを多数抱えたシステムトレード専門企業です。


あわせて読みたい関連記事
今、読まれている記事

※ChartTrader+及びRoboTrader+は個人投資家の皆様に向けた株式会社テラスが運営する株価予想やチャートから見えてくる投資情報提供サービスです。 掲載情報の著作権は記事提供元等に帰属します。 日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。 TOPIXの著作権は東京証券取引所に帰属します。 情報の内容につきましては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。 万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切の責任を負いかねます。